コラーゲン注入についてのよくある質問
- コラーゲン注入はどんなシワに効果的ですか?
- 浅いシワから深いシワまで、顔のシワにはオールマイティーな注入剤ですが、特に目の下などの皮膚の薄いところのシワや浅いシワには効果があります。
- コラーゲン注射に痛みはありますか?
- 痛みに弱い方には塗るタイプの麻酔薬も無料で行っております。表面麻酔をすることで、あまり痛みを感じることなく治療を受けていただけます。
- 治療時間はどのくらいですか?
- 注入部位やシワの深さ、長さによって異なりますが、10分~15分程度で終了します。
麻酔クリームを治療前に塗ってから行う場合には、治療前に30分程度お待ちいただいてからの治療になります。
- ダウンタイムや注入後の注意点はありますか?
- 注入直後目立たない方もいらっしゃいますが、個人差で数日ほど針後が残る場合もあります。
また、体質や体調、注入部位によってまれに内出血を起こすことがありますが、7~14日程度で治ります。
パウダータイプの化粧品でしたら注入直後から使用でき、3時間以降であればコンシーラーやリキッドタイプの化粧品も使用出来ます。
スポーツや入浴なども当日から可能ですが、日焼けしないように日焼け止めをご使用ください。
注入部位を強くこすったり、マッサージを行ったりするとコラーゲンの吸収が早まることがありますので、なるべく控えた方が良いでしょう。
- どんな種類のコラーゲンがありますか?
- コラーゲンには牛コラーゲン、人コラーゲン、豚コラーゲンがありましたが、人コラーゲン・豚コラーゲン・アメリカ製の牛コラーゲンは製造中止となり、現在流通しているコラーゲンは厚生労働省で認可されている日本製のアテロコラーゲンだけです。アテロコラーゲンは濃度が異なる4種類のコラーゲンがあります。。
- 牛コラーゲンは皮内テストが必要だと聞いたのですが?
- 牛コラーゲンは約3%の人にアレルギー反応が起こります。
アレルギー反応が起きると赤みやかゆみなどの陽性反応が出現するので、牛コラーゲンを使用する場合は術前に腕に皮内テストを行い、陽性かどうかの経過を診ることが大切です。
また、ごくわずかしか陽性反応を起こさない疑陽性や、遅れてアレルギー反応を起こす遅延陽性などがある為、2回皮内テストを行い、4週間かけて経過を観察する必要があります。
- 牛コラーゲンは狂牛病など心配なのですが大丈夫ですか?
- 狂牛病になる原因は、大人の牛にしか発生しないプリオンといわれる感染性のタンパク質が原因で、脊髄や脳などの神経細胞で作られ皮膚内には存在しないことがわかっています。
牛コラーゲンは厳しく管理された仔牛の皮膚を採取し、製造されていますので狂牛病に感染する心配はありません。
- 持続期間はどのくらいですか?
- コラーゲンは除々に体内に吸収されていきます。
効果は注入部位や使用する注入剤、個人差がありますので異なりますが、半年から1年程度持続します。濃度が高いほど持続はしますが、濃度が高いものを使用 すれば良いというわけではなく、その方のシワや皮膚に合った注入剤を選ぶことがきれいな仕上がりにつながります。
コラーゲンは体内に吸収される前に定期的に注入を行うことで、シワの進行も抑えられ、きれいな状態を保つことが出来ます。
- シワが消えている時間が半年から一年半ということですが、何回くらいコラーゲンの注入が繰り返せるんでしょうか。
- 何回注入しても問題ありません。
ヒアルロン酸注入についてのよくある質問
- どんな治療が出来ますか?
- 陥凹治療や深いシワやバストアップなど隆起させる治療に効果があります。
- 治療時間はどのくらいですか?
- 15分程度で終了いたします。表面麻酔を使用する場合は麻酔の効果が出る時間をプラス30分程見てください。
- 持続期間はどのくらいですか?
- ヒアルロン酸はとても種類が多いので、注入剤によって持続期間が異なってきます。
シワ治療には隆起の強い製剤を使えないので、個人差はありますが半年から1年くらい持続する製剤を使用します。鼻を高くしたり、アゴを出すという場合には隆起の強いものを使用出来るのでシワ治療よりか長く効果が持続します。
- 効果はどのくらいで分かりますか?
- ヒアルロン酸やコラーゲンは注入直後から効果を実感していただけます。注入途中でも変化を確認していただくことも可能です。
- 副作用やアレルギーはありますか?
- ヒアルロン酸はほとんどアレルギーを起こさないといわれている為、皮内テストの必要もなく副作用の心配もほとんどありません。
しかし、まれにアレルギー反応を起こす方がいますが、この場合ヒアルロン酸に反応を起こしているのではなく、製造過程で入ってしまった異物に対してアレルギー反応を起こしているのだと思われます。人体に影響はありませんが心配の場合は分解酵素で分解すれば問題はありません。
非吸収性のヒアルロン酸の場合は異物に対して肉芽腫や炎症を起こしてしまうケースもあります。
この場合は切って異物を取りださないとならないため、当院では安全性を考えて非吸収性の注入剤は使用しておりません。
- 注入の際、痛みはありますか?
- 最近ではヒアルロン酸にも麻酔(リドカイン)が含まれている注入剤も出てきましたが、ほとんどのヒアルロン酸に麻酔は含まれていませんのでコラーゲンより多少痛みを感じるかと思われます。
耐えられない程の痛みではありませんが、塗るタイプの麻酔薬を無料で行っておりますので、この麻酔薬を塗って治療を行えば、痛みは軽減します。
- 注入後の注意事項を教えてください。
- 注入後は日焼け止めをご使用いただき、注入部位を強くこすったり、マッサージは避けるようにしてください。
- コラーゲンよりヒアルロン酸のほうが長持ちするってホントですか?
- 吸収の早いヒアルロン酸より、長持ちするコラーゲンもありますので、一概にヒアルロン酸が長持ちするとは限りませ ん。どちらの注入剤にも共通して言えることは長持ちする注入剤ほど感触が硬かったり、凸凹が目立ちやすいなど仕上がりがキレイではありません。シワの深さ や皮フの厚さに合わせて、それぞれの特性を活かした注入剤を選択することが重要です。
- どんな種類のヒアルロン酸がありますか?
- 当院では「エセリス」 「メソリス」「フォートレス」「ジュビダーム」 「レスチレン」 「テオシアル」「サージダーム」 など沢山の種類を揃えております。
治療方法によってそれらを使い分けており、全て体内に吸収される安全性のものだけを揃えております。また、「イアルシステム」 「イデューン」 「ヒアロニカ」など他院ではまだ取り扱っていない新製品なども揃っております。
ヒアルロン酸は日本では認可されていない為、全て個人輸入になります。
ヒアルロン酸分解注射についてのよくある質問
- ヒアルロン酸を分解したいのですが、どのくらいの量の分解酵素を注入するのですか?
- 通常の目安としてはヒアルロン酸と同じ量の分解酵素を注入します。
ヒアルロン酸を注入してすぐの場合には分解酵素も同じ量だけ注入しても構わないと思いますが、時間が経っている場合ですと、注入したヒアルロン酸は体内に吸収されていますので注入時のヒアルロン酸と同じ量の分解酵素を注入したら多すぎてしまいます。
初め少量の分解酵素を注入し、様子をみて足りない様でしたら再度追加していく方法がきれいに分解出来る方法だと思われます。
- ヒアルロン酸を分解したら自分の体内のヒアルロン酸も分解されてしまうのですか?
- 分解酵素でヒアルロン酸を分解すると、体内にある自分のヒアルロン酸も分解されますが、体内のヒアルロン酸はすぐに作られますので心配はいりません。
- 鼻にヒアルロン酸を注入して2年になりますが、元に戻る気配がありません。分解注射で元に戻せますか。
- 吸収性のヒアルロン酸であれば、分解注射で分解し元に戻す事ができます。もし非吸収性のヒアルロン酸を注入したのであれば、吸収されない異物は分解されないため完全に元に戻すことはできません。治療を受けられたクリニックで、ヒアルロン酸の種類と注入量を確かめて、医師に伝えることでスムーズに対応できます。
- ヒアルロン酸を注入しましたがボコボコしたので分解注射を受けました。元に戻したらシワが気になり、ヒアルロン酸の注入を考えています。注入と分解を繰り返しても大丈夫ですか。
- 分解注射後にヒアルロン酸注入を受けることに問題はありませんが、分解注射後48時間以上経過してから注入することをお勧めします。
短期間のうち注入と分解を繰り返し行うことは肌へ負担をかけることになります。事前に十分なカウンセリングをして、ご自身の皮フやシワに合った注入剤で施術を受けることをお勧めします。
- カウンセリングに行った日に分解注射はできますか?
- テストせずに分解注射をすることも可能ですが、分解注射は100人に1人の確率でアレルギーを起こすため、当院では安全のためにアレルギーテストを行っております。テスト後24時間~48時間で判定ができ、陽性の場合は赤みとかゆみが2週間ほど続きます。
このようなリスクを回避するためにもテストを行いアレルギーの確認をしてからのほうが良いでしょう。
- 痛みはありますか。
- 痛みに弱い方には表面麻酔を行っています。
表面麻酔はクリーム状の塗るタイプと貼るタイプがあり、注入する30分前からつけておくとほとんど痛みが軽減され、楽に治療を受けることができます。
ボトックス注入についてのよくある質問
- どんな治療が出来ますか?
- ボトックスは筋肉の動きを抑制する作用があるため使用出来る部位が限られます。
顔でしたら額・眉間・目尻・鼻根部など表情を作ることによって出来るシワに効果があります。
コラーゲンやヒアルロン酸注入と併用するとより効果が大きく、シワが再度出現するまでの期間が長くなります。
それ以外ではワキ・手の平・足の裏の多汗症、筋肉によってエラが張ってしまっている場合の小顔治療、筋肉によって二の腕やふくらはぎが太くなってしまっている場合の治療なども行っております。
- 治療時間はどのくらいですか?
- 治療時間は10分程で終了いたします。表面麻酔を使用する場合は麻酔の効果が出る時間をプラス30分程見てください。
- 治療の痛みはありますか?
- ボトックス注射は筋肉に直接注射をします。コラーゲンやヒアルロン酸と違い、多少痛みを感じます。
痛みに弱い方には痛みを軽減するために、当院では表面麻酔、または神経ブロック麻酔を使用しておりますので、安心して治療をお受けいただけます。
- どのくらい効果が持続しますか?
- 個人差がありますがボトックスは持続期間が3ヶ月から半年くらいになります。
注射して3日目くらいから効果が現れ注射した部位の動きは止まり、だいたい3ヶ月過ぎた頃から少しずつ動きが現れてきます。
- 副作用やアレルギーなどはありますか?
- ボトックス注射は基本的には副作用やアレルギーはないと言われています。
ただし、短期間に大量のボトックス注射(ふくらはぎなど)を続けるとボトックスが効かなくなり、ボトックスを打っても筋肉の動きを止められなくなります。
シワ治療などは少量なので問題はありませんが、ふくらはぎなどの治療の際は注意が必要です。
ボトックス注射は使用量に注意しながら期間をあけて次の治療を行うことが大切です。
- 注意事項などはありますか?
- ボトックスは筋肉の動きを止める効果があるため、ターゲットとなる筋肉だけに注射をしないと額や目尻のシワ治療の場合、 目が下がって重くなったり、笑っても引きつった感じだったりと表情が変わってくることがあります。ボトックスの効果が切れたら元に戻りますが、すぐには戻す手段がないので、数ヶ月はその状態のままになります。
治療を受ける際には経験を積んだ医師を選び治療を行うことがボトックスの治療にはとても大切です。
- 注入後の針跡などはどうなりますか?
- コラーゲンやヒアルロン酸注入とは違い、ボトックスの針跡はほとんど目立ちません。お化粧もパウダータイプであれば、直後から使用しても大丈夫です。
- 笑うと歯茎が見えて恥ずかしい、簡単に治せるのですか。
- 笑うと歯茎まで露出する状態を「ガミースマイル」といいます。以前までは手術で治していましたが、ボトックス注射で 上唇を上げる筋肉をゆるめて、歯茎を見えにくくすることができます。効果は数ヶ月で戻りますが、手術に比べてダウンタイムが少ないため気軽に受けられる施術で改善することができます。
ハイドロキシアパタイト(レディエッセ)注入についてのよくある質問
- ハイドロキシアパタイト(レディエッセ)は永久的に効果が持続しますか?
- ハイドロキシアパタイトは効果は長く続きますが、永久的ではありません。「永久的な効果」とうたわれている注入剤は「非吸収性注入剤」といわれ、体内で分解吸収されない異物を含んだ注入剤です。当院では安全性の面から、非吸収性の注入剤は使用しておりません。
- 痛みはありますか?
- 痛みに弱い方には表面麻酔を行っております。注入する30分前から表面麻酔を行っておくと注入時の痛みが軽減されるため、楽に治療を受けることができます。
- ヒアルロン酸よりも長持ちするってホントですか?
- 注入する部位や個人差で分解吸収される速度が違いますので一概には言えませんが、一般的にはヒアルロン酸よりもハイドロキシアパタイトの方が持続期間は長いと言われています。
- 副作用はありますか?
- 他の注入剤の治療と同じように、まれに起きる内出血や針跡の赤みなどを生じる場合がありますが、全て時間の経過とともに自然に治っていきます。