脂肪注入とは?
脂肪注入は自分の脂肪を吸引採取して、陥凹部位に針やカニューレなどで注入移植する方法です。採取部位は腹部や臀部、大腿などです。脂肪が減少してもかまわない部位から採取します。数ミリリットルから100ミリリットル程度まで様々なので、多く取る場合は多少広い範囲から採取して、凹みが目立たないようにします。 自分の脂肪なのでアレルギー反応などの心配はありません。移植された脂肪は周囲にある脂肪と同じ硬さで違和感は非常に少ないです。生着すると他の体の脂肪と同様の性質を持ちます。
注入前 | 注入後 |
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脂肪注入の効果
上下の眼瞼の陥凹や頬の陥凹、コメカミの陥凹、胸部などに効果が良好です。自然な仕上がりの感じになります。 特に上下眼瞼の陥凹に対しては違和感もなく瞬きや眼瞼の開け閉めも自然です。
脂肪注入の持続期間
注入直後の量からある程度減少します。3カ月程度でほぼ安定しますが、更に1年程度経過するとやや更に減少する場合があります。注入量を多めにしておくと1年を経過しても更に持続し、体重が減少しない限り長期間の効果があります。
脂肪注入の副作用
採取した部位が痩せるような変化の場合は、移植脂肪も同様に痩せます。安定した体重を維持する必要があります。また注入のやり方で、一カ所に多くの移植脂肪を注入すると、中心部が生着せずにシコリになる場合があります。